独り身で居ることに劣等感を感じる人が少なくない理由

少子化問題、人口減少問題

少子化問題、人口減少問題

ずっと結婚って個人の問題だと思っていた。だから、わたしを含めて結婚しない人が増えることに何の問題があるのかって思っていた。少子化問題が叫ばれていて働き手が、人口が減り経済がマズい状態になるというニュースはわかっているけど、それを直接わたし自身に結びつけることは無かった。

それが、とても低い視点で物事を見ているだけなんだということはどっかでわかっていた。結婚していない子供を持っていない、わたしのような大人が増えることが少子化問題や人口減少問題につながっていくんだということは、頭の中では理解してるが…

だからといって、それを理由に無理に結婚するというのは、何か違うとも感じていた。

結婚を勧める人の理屈が少子化問題なのは何故?


以前、撮影させていただいセミナーで、50代の女性講師が今の30代、40代に向けてのメッセージだということで、30代、40代の世代で結婚していない人達が増えたことを少子化問題、ひいては人口減少問題に発展していくと結びつけて、だから結婚しなさいと…いうことを言っていた。

理屈はわかる全くその通りだ、だけど頭では理解できるが心では、何か違うと感じながら聴いていた。

少子化問題を解決するには結婚する人が増えることだけど…

少子化問題を解決するには結婚する人が増えることだけど…

個人が結婚するしないことが社会の問題(少子化問題)につながることはわかるが、その前に結婚は個人の問題だ。そして結婚出来るか出来ないかは個人の問題でもあり、また社会の問題でもある。

どういうことかというと、結婚しやすい社会や子育てしやすい社会になれば自然と結婚する人、子供を持つ人も増えるだろうが、結婚する人も子供を持つ人も減っているということは社会の環境が結婚し辛い、子供を育てにくい環境だということ。

で、逆を唱えればそんな結婚しやすい社会、子育てしやすい社会の環境を作るためには、現代の少子化・人口減少問題を解決して経済を発展させて行く必要があるということ。そのためには結婚して一人でも多く子供を育てることが求められる…

まさに、たまごが先かにわとりが先かの問題になっている…

結婚するしないは社会の問題である前に個人の問題でもあるということ。



独り身で居ることに劣等感を感じる人がいるのは何故?


ここであなたに伝えたいことは、わたしを含めて現時点で未婚なのはあなた自身だけの責任じゃないということ。なぜこんなことを言っているかというと、30代から40代で未婚の人と話しをしていると、どこか独り身でいることに対して劣等感を感じている人が少なくないと感じるからだ。

正確に言えば劣等感を感じるように周りから仕向けられたということかもしれない…わたしも会社に勤めていた頃に奥さんも子供さんも居る同年代の先輩から、

所帯を持つ=仕事で一人前?守るべきものを持つ=仕事に身が入る?

所帯を持つ=仕事で一人前?/守るべきものを持つ=仕事に身が入る?

「早く所帯を持って一人前になれ!」

「守るべきものがあれば、仕事にも身が入るぞ!」

と、しょっちゅう言われていた。

最初は…そんなもんなのかなぁ…と聞き流していたが、会社で飲みに行く度にそんな事を言われ続けていると、

本当にそうか?

本当にそうか?

『本当にそうか?』

と真剣に考えるようになった。

所帯を持つ=仕事で一人前?

守るべきものを持つ=仕事に身が入る?

30代後半から40代で未婚の人は独り身で居ることに劣等感を感じている人が少なくないということ。



まずは他人の理屈に振りまわされないことが先に進める道筋


「これしちゃダメ」

「あなたはこれだけやっていればいいのよ」

「わかってない奴だな…」

マイナスな言葉を浴びせられると感情はマイナスになる…

マイナスな言葉を浴びせられると感情はマイナスになる…

こんな言葉を浴びせられる度に、人はヤル気を失っていく。そして、それは結婚に対しても同じで、

「早く所帯持って一人前になれ!」

「もう、適齢期なんだから…」

「早くお母さんを安心させてね…」

そんな言葉を聞かされると、感情はマイナスへ突入する…

じゃあ、何も言われなかったら出来ていたのか?と聞かれるとそれも自信がない。

《ガミガミ言われるとヤル気が無くなるからやらない》というのはいわば子供の理屈だけど、わたしを含め多くの人がガミガミ言われることにマイナスの反応を起こしてしまうはずだ。

だからそうならないためには、ちゃんと理解して腑に落ちる自分自身の“かい”を持って、先に進んで行かなくちゃならない。

人にガミガミ言われてヤル気が無くなる前に、自分自身の“かい”を持って取り組むことが大切。



自分自身の婚活や結婚の目的地がわかる地図は無い…


以前一緒に仕事をしていた人で、当時29歳のとても美人な女性がいた。10代後半は街を歩いていると芸能プロダクションのスカウトによく声をかけられていたというこの女性は29年間、まともに男性と交際したことが無いという。

目的地が書いてある地図は結婚には無い

目的地が書いてある地図は結婚には無い

恋愛っぽいことはしたことがあったそうだが、ちゃんとお付き合いしていたかというとそうでも無いらしい…

「そんなに美人なら…男が放っとかないでしょ?」

と、あなたは思うかもしれないがこういったケースは決して珍しくない、わたしの知り合いにも“美人なのにどうして…”という人が少なくない。

とても羨ましい話だがモテすぎるというのも、どうも決断能力を奪ってしまうものらしい…

で、その女性は30歳を過ぎてようやく婚活を始めたそうだが、3年が過ぎても未だ独り身だということを知った。

その女性と一緒に仕事をしている時から印象的だったのは、彼女が何か物事を進める時は、いちいちインターネットで検索して方法を探していたということ。

「このサイトにはこう書いてあるから…」

「でも、このブログだと…」

まるで、どこか見知らぬ場所に出向くときにグーグルマップで検索するかのように、ほとんど全てのものごとをネット検索の結果に頼っていた。そう考えると、婚活も結婚もネット検索の結果に頼っているんだろうということが容易に想像がつく。

だけど…その女性は、未だ目的地にたどり着けていない…

婚活や結婚に関する本当の答えはネットの検索で出て来ない。



自分自身のルールブックは情報を集めて自分自身でつくる


最近は諦められているのか余り言われなくなったが一時は、実家に帰る度に、

自分自身のルールブックは情報を集めて自分でつくる

自分自身のルールブックは情報を集めて自分でつくる

「あんた、いつ結婚するの?」

「もう、いい年なんだから恥ずかしいわよ…」

と、《早く結婚しなさいメッセージ》が酷かった。

母親の世代の価値観からすれば、いい年して結婚していない息子を持っていることが恥ずかしいんだろう…

そんな価値観も気持ちも理解出来るから何も言わなかったが、それではまともなコミュニケーションが成立しない。

そんな時にふと思ったのは、婚活や結婚に対する自分自身のルールを作ってその価値観をちゃんと伝えておこうということ。

単に『昔と今じゃ社会の状況も価値観も違うんだよ!』と一蹴しても何も解決しないから、今わたし達が持っている価値観を明確にしておくこと。

きっと、それがまずは小さな一歩なんだと思う。

結婚が一人で成立することで個人だけの問題なら、身勝手に個人主義で生きていけばいいが、結婚って一人じゃ成立しないわけだから、まずは自分自身の価値観をまとめていき、それを社会の価値観に適合させていくという柔軟性を育てるところにきっと答えがあるんだと思う。

そして、自分自身の結婚観=ルールブックのようなものを作り上げることで、誰に何を言われてもブレること無く、劣等感を感じること無く暮らしていく強さが身に付くはずだ。

もちろん、自分自身の結婚観がハッキリすれば、人に伝わりやすくなるのでその価値観を受け入れてくれる相手がきっと見つかる。

結婚は自分一人の問題じゃない、だから自分自身の価値観をまとめたルールブックを作っておくことで心の平穏が訪れる。



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